女性の一人暮らし、特にそれがはじめての一人暮らしなら生活に色々な不安を抱えている女性が多いのではないでしょうか?そんな悩みをお持ちの女性に「一人暮らしでよく困ること」と「その相談先や解決策」をご紹介していきます。よく起こりがちなトラブルの内容と対処法を事前に知っておけば安心できますよ!
もくじ
防犯、ストーカー、不審者の不安
女性の一人暮らしで一番心配な事といえば、ストーカーや泥棒といった不審者ですね。被害にあったとなれば即警察に通報です。でも、もしかしてストーカーかも、近所に泥棒が入って不安、通報とまではいかないけど…といった理由で、110番しにくいという声もよく聞きます。そこで、意外と皆が知らない相談窓口をまとめたのでいざというとき活用してください。
治安や生活における心配事を相談したい時
警察相談専門電話「#9110番」
緊急性はないけど警察に相談したい、そんなときは#9110番へ電話をかけましょう。相談者への防犯アドバイスや、相談者への被害が認められる場合は、相手に対して指導、警告、説得をしてくれます。
ストーカーの相談をしたいとき
警察署では#9110番以外にも、専門の相談窓口が用意されていることがあります。一部ですがまとめたので参考にしてください。
- 東京:「警視庁総合相談センター」03-3501-0110
- 大阪:「ストーカー110番」06-6937-2110(24時間対応)
- 兵庫:「ストーカー・DV対策室」078-371-7830(24時間対応)
- 京都:「レディース110番」075-414-0110
上記以外のストーカー相談先は各都道府県の警察署で検索するか、または先述した#9110番からでもOK。相談内容に応じて専用の窓口へ案内してくれます。
性犯罪被害の相談をしたいとき
女性のための相談窓口も設置されている警察署もあります。
大阪:「ウーマンライン」06-6941-0110
平日9:00~20:00まで対応(女性警察官が対応)
※土・日・祝日と上記以外の時間帯は留守番電話で対応
兵庫:「性犯罪被害110番レディース サポート ライン」078-351-0110
平日9:00~17:00まで対応(女性警察官が対応)
京都:「レディース110番」075-411-0110
平日9:00~17:00まで対応(女性警察官が対応)
関西圏を中心に相談先を記載しました。また先述した#9110番からでもOK。相談内容に応じて専用の窓口へ案内してくれます。まずは悩まずに相談しましょう。
以上が警察署で行っている相談窓口でした。加えて警察に相談した後、ほかに出来る事がないか調べてみました。
大家さんに相談する
費用がかかるので断られる事もありますが、マンションのエントランスやエレベーターに防犯カメラをつけてもらったり、センサーで反応するライトをつけてくれる場合があります。また、インターホンはモニターで外の状況が確認できるタイプがオススメ。もしそのタイプでないなら自費になるかもしれませんが、TV付きインターホンに変えるのもいいと思います。
家に侵入されたらわかるようにしておく
隠しカメラやスマホで家の状況を確認できるツールもありますが、費用がかかってしまうのが難点。まず簡単に出来ることは、ドアに自分しか分からない細工をしておくことです。
例えば、ドアに薄い紙などを挟んでおき、帰宅時にそれが落ちてる、もしくは挟んだ位置が変わっていれば侵入者が入ったということになります。
安心サービスに加入する
泥棒やストーカーの被害にあった際、またセキュリティ商品の購入費用としてお金を保証してくれるサービスを提供している不動産会社があります。
防犯意識を持つ
イヤホンをつけたままやスマホをいじりながら歩かない、家に入る前には周囲を確認する、ベランダや玄関の戸締りを徹底するなど、常日頃から意識しておきましょう。また予算は上がるかもしれませんが、治安の良い地域やオートロックなどの完備が整った物件を選ぶほうが女性の一人暮らしには安心です。
NHK、新聞や宗教の勧誘、訪問販売などで困る
今まで親がしてくれていた対応も、一人暮らしを始めてからは自分でしなければいけません。知らない人からの訪問って怖いですよね。中には若い学生を狙って悪質な勧誘をしてくるセールスマンもいるので注意です。居留守を使うのが一番だと思うのですが、ついうっかり出てしまうこともありますよね。よく来る訪問者や対処法をまとめたので参考にしてください。
NHK
早い時はどこから情報をききつけたのか、引越し当日に受信料を払うよう訪問してくることもあるようです。NHKに関しては色々な事で問題になっており、払いたくないという方も多いのではないでしょうか。基本は契約しないといけないのですが、払いたくないという場合に使えるテクニックをご紹介します。
家主ではないと言う
「自分は家主の友達で家主ではない」「親に聞かないとわからない」と言えば、それ以上勧められることはありません。
テレビがないと言う
実際引越ししたてはテレビがないという方もいるのではないでしょうか?また本当はテレビを持っていても、実際に家の中に入って確認される事はないのでこの断り方も有効です。最近ではスマホでテレビが見れる人も支払いを迫られるので、その時はワンゼグ機能がついていない「iPhoneユーザー」だという事を伝えましょう。
以上2点が簡単にできる対処法だと思います。ネットをみてみると、他にも様々な対応事例がでてきますよ。
新聞
NHKほどしつこくありませんが新聞勧誘にも注意。今はネットで新聞やニュースが見れますし、新聞をわざわざ取る必要はないですよね。「1ヶ月だけ」とか「今契約してくれたら粗品サービスがある」とか「契約を取らないと上司に怒られる」といった泣き落としをしてくるセールスマンもいますがきっぱりと断りましょう。中には契約する事があたりまえかのように、書類に記入させられたという悪質な販売員もいるので注意してください。
インターネット回線
新聞の勧誘より増えてきたのがネット回線の勧誘です。マンション全体でしなければならない手続きだという言い方や、契約しないとネットが使えなくなるかのような言い方をしてきます。断り方としてはNHKと同じで「家主ではない」「パソコンを持っていない」と答えればOKです。実際にインターネットに契約したいと思っている場合は、セールスマンの口車に乗せられないようよく検討してから契約すること。その場で決めず「資料をみて検討するので」といって一度帰ってもらいましょう。
訪問販売
生命保険、浄水器、布団のクリーニング、換気扇フィルターなど、上であげた以外にも色々なセールスがきます。悪質なセールスだと、巧妙なテクニックでドアを開けさせようとしてくるので注意が必要です。例えば高額な浄水器を売りつけることが目的なのに「水道の点検とメンテナンス方法を説明にきました。」と、あたかもマンションの管理会社かのような言い方をしてくることがあります。
基本的に部屋の中に業者が立ち入る必要がある場合は、住人にあらかじめ通知があります。本当の業者かセールスか分からないときは、「そのような調査があるとは聞いていないので、大家さんに確認します」と言ってみましょう。
もし不要なものを契約させられたら「クーリングオフ」と言う制度があるので「消費者生活センター」に相談しましょう。訪問販売の場合は8日間以内と期限が決まっているので手続きはお早めに。一部ですが連絡先を載せておきますね。
- 東京:「東京都消費生活総合センター」(03)3235-1155 新宿区神楽河岸1-1
- 大阪:「大阪府立消費生活センター」06-6945-0999 大阪市中央区大手町1-7-31
- 京都:「京都府消費生活安全センター」(075)671-0004 京都市南区新町通九条下ル
- 兵庫:「兵庫県立健康生活科学研究所生活科学総合センター」(078)303-0999 神戸市中央区港島中町4-2
宗教
セールスでもなさそうで、人のよさそうな訪問者は宗教勧誘の場合がほとんどです。何かを契約させられたり、強引に何かを勧めてくる事はないと思いますが、少しでも興味のあるそぶりを見せると頻繁に訪問してくるので、興味が無ければきっぱりと拒否してください。違う宗派だと答えれば来なくなる場合もあります。
以上が一人暮らしを始めると一度は遭遇するであろう訪問者です。もし対応できない、押し売りが怖いなど不安な事があれば、先ほど紹介した「#9110番」や警察に通報しましょう。
ゴキブリがでて困る
ある程度覚悟はしていたけど、実際遭遇してしまうとやっぱり気持ち悪いゴキブリ…。退治の仕方や退治後の処理など想像しただけでも鳥肌モノですよね。一人暮らしを始めた女性の不安な事としても必ずあがってきます。一番はスキマなどがない新しい物件や高層階に住む事かもしれませんが、自力で出来る対策もあります。
退治の仕方や、ゴキブリが出ないようにする為の対策はまるまる一記事にしたのでそちらをご覧下さい。
病気になった時、具合が悪い時に困る
今までは風邪を引いたら親が病院に送ってくれたり、おかゆなどを作ってくれていたかもしれませんが、一人暮らしだと自分で対処しないといけません。救急車を呼ぶ、友達・彼氏に来てもらうといった解決策はありますが事前に自分で対策しておくことも大事です。例えば
- レトルトのおかゆなどを常備しておく
- ポカリスウェットなどをストックしておく
- 鎮痛剤・熱さましなどの薬を常備しておく
などでしょうか。ポカリ系の飲み物は二日酔いの時にも助かります。体調が悪い時は外に出るのもしんどいですよね。そんな時、薬も食料もないなんて絶望的です。おかゆは一例ですが、体調が悪くてもこれは食べられるというものがあればストックしておきましょう。
お金で困る
思っていたより生活費がかかる、家賃を支払えなくなった、来月更新料を支払わないといけない、など一人暮らしを始めると必ずと言って良いほど直面するお金の問題。今まで何気なく使っていた電気や水にも料金がかかってたんだなぁと実感させられます。
とはいっても就職の為上京していたり、実家には戻りたくないという方は、そう簡単に一人暮らしを辞める事はできませんよね。また、辞めるにしてもお金が必要です。筆者も実家との折り合いが悪くなり家を飛び出したものの、貯金ががほぼない状態でのスタートだったのですぐに金欠に。副業でキャバクラ派遣のアルバイトをした経験があります。
キャバクラなどのナイトワーク系のアルバイトは、お金がない女の子のことを良く分かってくれてるので、お仕事を始めるまでがスピーディーなのでおすすめです。
別記事に一人暮らし女子におすすめの副業バイトもまとめているので、金欠一人暮らし女子はチェックしてみてくださいね。
防犯対策は万全にして、楽しい一人暮らしを楽しもう!
以上、女性の一人暮らしで困った事についての記事でした。一人暮らしを始める前の読者さんがいたら、一人暮らしに対してのイメージが悪くなってしまうかな?と思ったのですが…(笑)
でも一人暮らしはなんといっても自由!お部屋のテイストも寝る時間も自由。門限もありません♪一人暮らしを始めて勉強になったこと、大人になれたなと思うことももちろんたくさんあります。是非この記事を参考にして、困ったことに対処しつつ一人暮らしをエンジョイしてくれたらなと思います。